ワンコの紹介やオススメレシピ、家族や友人とのショッピング・お出かけ風景など…ネイリスト・山田佳奈の日常を綴ったページです。

山田佳奈
(Yamada Kana)

アルディビューティーカレッジ学院長
アルディネイルサロン 主宰

NPO法人日本ネイリスト協会 常任本部認定講師・マスターエデュケーター
ネイリスト技能検定試験 主管・試験官
JNAジェルネイル技能検定試験 試験官
JNA認定講師資格試験 試験官

【著作物】
2009年
DVD『ネイルスキルアップ講座』を発売
2008年
『ネイルコレクションA to Z』台湾翻訳版を出版
2007年
『ネイルコレクションA to Z』を出版

2002年、INCグランドチャンピオン他、国内・海外で数々のタイトルを獲得。特にデザインスカルプチュアの技術は各メディアでも数多く紹介される。ネイルケアにも定評があり、その枠を超えエステティックの知識と技術も習得し、トータルビューティーを提案。
学院長に就いているアルディビューティーカレッジには全国や海外からのプロネイリスト達も足を運ぶ。また雑誌やTVはもちろん、各地で開催されるネイルイベントでのクラスルームや海外でのセミナーを通してネイルの世界を紹介。日本そして海外のネイル業界とネイリストのさらなる向上に力を注いでいる。

Arudy Nail Salon

Arudy Beauty College

Esthetic Arudy in


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プチトリップ

出張や出かけ先で少し時間が取れたとき。
ちょっとイベントを、と私は足を伸ばしてプチトリップをしてきます。

大阪で。
もう何年も出張に出ているのに、一度も見ることができていなかった大坂城。夜、ライトアップされた天守閣は見事なたたずまいで感激でした。
   
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明治時代には敷地の一部を陸軍用地にしたことで、民間人は立ち入ることさえできなかったそう。
多くの人の手に渡り、様々な歴史を見てきたお城だけに、この時代に生まれた幸せを実感したのでした。



京都で。
またまた夜のプチトリップ。
清水寺から、京都市内の眺めです。
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初めてお寺を訪れたのは中学時代、修学旅行でした。
「京都は歳を重ねれば重ねるほど味わい深くなるよね。あの頃はその価値にさえ気付いていなかった気がする。」
と、友人達とよく話します。皆さんもそう感じていらっしゃいますか。

こんな小路に味わいがあるんですよねぇ。 
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福岡で。
学問の神、天神様のお膝元、太宰府天満宮へ。
博多から2時間弱で往復した弾丸トリップでした!
お天気にも恵まれて(あっ、私、雨女です。)、キレイな梅も見ることができて、ちょっと得した気分。
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「ぜひ、できたての梅が枝餅を食べてきて!」
と、お客様に言われて楽しみにしていました♪太宰府駅から続いている表参道のあちこちで売られていて、お餅をいただきながらの散策でした。



名古屋へ向かう新幹線車中で。
一面の雪景色が美しくて、思わず携帯で写真を撮りましたが、やっぱり携帯だとなかなか上手く伝えられないですね。
       
      
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次回はどんなプチトリップができるでしょうか。
ちょっとした時間を見つけて、また出かけたいです。







  
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by kanahimeringo | 2009-04-29 08:00 | トラベル・ショッピング

3匹のストーリー

最終回 
〜後編〜

葬儀場は世田谷、成城学園にある大蔵動物霊園。
薄曇りの空、私とむさしは5日ぶりの対面でした。

「ご家族にワンちゃんがいらしたら、どうぞ一緒にお越しください。」
という霊園の方のはからいもあり、ひめとりんごも一緒に。
彼女達は、むさしが亡くなったことをもちろん理解はしていないでしょう。
でも、事故があった日から翌日霊園の方のお迎えが来るまで、りんごは硬直したむさしの傍を離れなかったそうです。姉弟の絆でしょうか、むさしのお姉さん役だった彼女にとって、きっと彼を一人にはしておけなかったのでしょう。


お焼香の香りが小さな霊園内を包んでいました。
「辛かったことと思います。お茶をご用意しますから、お掛けになってお待ちください。」
声をかけてくださる係の方達の何気ない優しさも私達を包んでくれました。
聞けば、皆さんも動物と暮らしているか、暮らしていた方達ばかりだそう。こちらの心情を察して下さり、穏やかにそして丁寧に、まず先に葬儀の手続きを済ませて下さいました。

「どうぞ、お入りになってください。」
案内された部屋、そこには小さな祭壇と小さな棺桶。
そして、今にも尻尾を振り出すんじゃないかと思ったほどキレイなままの可愛いむさしが、たくさんの色とりどりのお花に身をうずめるようにして横になっていました。
その姿を見た瞬間、やっと会えたという気持ちで胸がいっぱいになり、抑えていた気持ちと一緒に私の目には涙が溢れ出しました。
「つらい思いをさせてごめんね。遅くなってごめんね。」
彼の顔にそっと手を触れると、いつもと変わらないふわふわで柔らかな毛の感触。
「ゆっくりとお別れの言葉をかけてあげて下さい。」
係の方は私達家族だけを部屋に残し、席を外して下さいました。
私はただ、ただ、愛しくて、無念で、涙することしかできず、こぼれ落ちる涙は私の頬をつたって彼の頬を濡らしていました。氷のように冷たくて硬直したままのむさしが目を覚ますことなど無いのは分かっていても、彼の身体を抱きしめ、離れずにはいられませんでした。

どのくらいの時間が経ったのでしょうか。
母が部屋のドアを開けると、お坊さんがいらっしゃいました。そして私達は彼の大好きだったおやつとおもちゃを、棺桶いっぱいに入れてあげたのです。こみ上げてくる愛しさと悲しみと一緒に。
そして、葬儀は始まりました。

お骨は明日、自宅へ持ってきてくださるとの事。
最後のお見送りを終えた私達は自宅へ向かいました。帰り道、無事に葬儀を終えたという報告をと、獣医さんに電話をしました。
「先生、本当にありがとうございました。無事に見送ることができました。」
「そう、わざわざありがとう・・・」
先生が声を詰まらせ、涙している様子が電話口からも分かりました。
「先生、申し訳ありませんでした。」
「うん、うん・・・」
親身に診療してくださる、心ある先生。先生の涙が語るように、私もそれ以上の言葉が見つからなくて。それどころか、声に出そうとすると唇が震えてしまって言葉にもなりませんでした。
先生には心から感謝しています。



翌週、初七日を、毎週土曜に開催される法要に合わせて四十九日を。それからお骨は霊園へ預け、そして先日、一周忌を終えました。
あらかじめ霊園に連絡をしておけばいつでも準備をして待っていて下さいます。
お骨の前には生前の写真と大好きなおやつ。そして小さなコップにお水を、係の方達が毎日、毎日、キレイに入れ替えて下さっているのです。
「そうですか。もう一年になるんですね。」
いつも温かく声をかけてくださる霊園の方達のおかげで、私達だけでなく多くのご家族が心救われていることと思います。



そして四十九日までの間、むさしのためにお線香とお花をと、親しくさせていただいている方や友人、会社のスタッフまでもが彼に会いに自宅へ来てくれました。
  
   
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お忙しい中、本当にありがとうございました。
皆さんに愛されて、むさしは幸せ者です。



大きな体のむさしに圧倒されていて気が張っていたのでしょうか。この頃のひめは、穏やかな毎日の中、急に歳をとったように思います。白髪も増えて、‘ものもらい’にもよく罹ってしまいます。でもいたって元気です。
りんごはとっても甘えん坊になってしまいました。むさしといつも寄り添っていたから、誰かのぬくもりが恋しくて仕方ないようです。彼女は健康そのものです。





むさし、
キミは我が家にやってきて幸せだったかな。
私と一緒で楽しかったかな。
キミが私を癒してくれた分、私はちゃんとキミを癒してあげられたかな。
キミが私を想ってくれていた時、私はちゃんとキミへの想いを伝えられたかな。
キミのキラキラした瞳が大好きだった。
だっこの順番も、おやつの順番も、まるで‘一番最後でいいからたくさんね’って言っているような瞳。
だからどんな時も、大好きだという気持ちをたくさん込めた。

あんなに叱って、ごめんね。
解ってあげられないこともたくさんあったよね、ごめんね。
最期に一緒にいてあげられなくて、ごめんね。
キミのいない毎日を重ねていけばいくほど、キミへの大好きはどんどん純粋で透明なものになっていく。

キミはいなくなってしまったけれど、残していってくれたたくさんの思い出と一緒に、気付かせてくれたこともたくさんあります。
気持ちを言葉にできないキミ達と心で接することの大切さ、しっかり抱きしめてあげること、本気で叱ること、顔がくちゃくちゃになるくらい撫でてほめること、たっぷり遊ぶこと。それを、ちゃんと毎日続けること。
私達の心を成長させてくれること。愛しい気持ちと思いやる事の大切さに気付かせてくれること。

だから、私は感謝しています。
むさし、そして、ひめとりんご。私達のところへ来てくれて本当にありがとう。




                              『3匹のストーリー』 おわり






 

 
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by kanahimeringo | 2009-04-12 20:00 | 3匹のストーリー

3匹のストーリー

最終回
〜前編〜

予期せずしてあまりにも突然の事が起きたとき、その瞬間は動揺したとしても、意外にもそういう時こそ人は気が張るものなのだと思います。
一年が経とうとしている今になって、愛しい想いが溢れてくるのです。


2008年4月10日午後6時06分。
私が大阪校で夜間の授業を開始し、間もなくのこと。

「佳奈先生、急用のお電話です。・・・少しお元気がないようです。」
と、スタッフ。母からの電話でした。
私が電話口に出ると、母は
「もしもし・・・忙しい時にごめんね。」
とても沈んだ声です。その様子を察してかスタッフ達も心配そうにしています。
「どうしたの?」
「あのね・・・が・・・」
途中で声を詰まらせる母。
何か言っているのですが、うまく聞き取れません。
「何?しっかりして。」
私が聞き返すと、母はまるで子供のように泣き始めました。
泣きながら、
「むさしが、死んじゃったの・・・」
と。



この『3匹のストーリー』を書き始めてから、早いもので2年が経ちました。
コツコツと継続することが決して得意ではない私が、おかげさまでネイルの仕事と我が家の犬の世話だけは続けられているのも使命と思い、ワンコだけでなく動物たちと暮らす上で大切なことやすべきこと、その知っている限りをお伝えしたい、何かのお役に立てたら、という想いで始めたのです。
まさか、書き続けている最中に愛犬の死に直面するとは考えてもいませんでした。
むしろ、このストーリーの最終回には‘これから先、何年も生活を共にするであろう3匹に責任を持って接し続けて行きたい’という気持ちを綴りたいと思っていた矢先のこと。
我が家の大将、むさしが亡くなりました。

読んでくださっている方々から、
「『3匹のストーリー』は、たしか次回が最終回と書いてあったのだけど、いつなの?」
と、聞かれていました。
時間が経ってしまってごめんなさい。途中まで書いていたものの、言葉にしようとすればするほど、涙がとめどなく溢れてきて、涙で言葉がかき消されてゆくのです。



      
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事故でした。
むさしは小さなビニールバックを頭に被ってしまい、窒息してしまったのです。
なんて可哀想なことをしたのだろう・・・と、あれからしばらく自分達を責めました。

帰宅して最初にむさしを発見した母は、冷たくなった彼を抱きしめながらずっと泣いていたそうです。泣いて、泣いて、ようやく姉と私に電話をした、と。
姉が帰宅するまでの間、むさしと母をそのまま放っておくことができず、私はまず獣医さんの指示を仰ごうと病院へ連絡をしました。私はこみ上げてくるものを必死で抑えていました。あまりのショックで事実を受け入れることができなかったのでしょう、自分でも驚くほど冷静でした。
対応してくださったのは助士さんでした。霊園の連絡先を教えてくださり、続けて頭部と腹部に氷枕を当て、部屋に冷房をつけておくように、と。そして、
「よくある事故なのよ。落ち着いてね・・・」
その言葉でハッと我に返り、急に目頭が熱くなったのを覚えています。やっと、何が起こったのかを理解しました。
言われたとおりを母に伝え、霊園に連絡し、日曜に葬儀の手配をしたのです。

その日の夜。
出張先のホテルで一人になると、やっと涙が溢れてきました。それでもまだ、信じることはできませんでしたが。

翌日金曜日の早朝、ホテルでむさしの夢を見て目が覚めました。
母から、午前中に霊園の方が迎えにいらして下さったとの報告。
ホッとしたのでしょうか・・・仕事を終え、夜、東京に向かう新幹線の車内はとても空いていて。隣に人がいないと急に淋しくなって。流れてゆく景色が涙でぼんやりとしていました。私はずっと、泣いていました。

土曜日も私は彼に会うことはできませんでした。
会ったらどうなってしまうか分からない私にとって、仕事があることが、むしろとてもありがたかった。神様がいるならば、私がとっても未熟だから、とうてい受け入れることのできない私に時間を与えようと、あえて会えない時を選んでむさしを召されたのではないかと思います。


最終回
〜後編〜へつづく






 
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by kanahimeringo | 2009-04-06 08:00 | 3匹のストーリー

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