ワンコの紹介やオススメレシピ、家族や友人とのショッピング・お出かけ風景など…ネイリスト・山田佳奈の日常を綴ったページです。

山田佳奈
(Yamada Kana)

アルディビューティーカレッジ学院長
アルディネイルサロン 主宰

NPO法人日本ネイリスト協会 常任本部認定講師・マスターエデュケーター
ネイリスト技能検定試験 主管・試験官
JNAジェルネイル技能検定試験 試験官
JNA認定講師資格試験 試験官

【著作物】
2009年
DVD『ネイルスキルアップ講座』を発売
2008年
『ネイルコレクションA to Z』台湾翻訳版を出版
2007年
『ネイルコレクションA to Z』を出版

2002年、INCグランドチャンピオン他、国内・海外で数々のタイトルを獲得。特にデザインスカルプチュアの技術は各メディアでも数多く紹介される。ネイルケアにも定評があり、その枠を超えエステティックの知識と技術も習得し、トータルビューティーを提案。
学院長に就いているアルディビューティーカレッジには全国や海外からのプロネイリスト達も足を運ぶ。また雑誌やTVはもちろん、各地で開催されるネイルイベントでのクラスルームや海外でのセミナーを通してネイルの世界を紹介。日本そして海外のネイル業界とネイリストのさらなる向上に力を注いでいる。

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3匹のストーリー

第2話

到着した先は小雨の降り続く目黒。

駅を出てから現地に到着するまで、方向感覚だけは自信のある私に時間は要りませんでした。
見つけた!おじゃまします。と、ショップの戸を開けてすぐに目に飛び込んだのは、かわいいかわいい、小さな小さな、二匹のチワワの子犬たち。
体重は600〜700グラムといったところでしょうか。
一匹はベージュの毛の色をし、ちぎれんばかりにシッポを振りながらお出迎えしてくれたべっぴんさん。
そしてその隣で少しキョトン、としながらも一緒にはしゃいでいたのはブラックタンの毛色の子。
そう、まさにその‘キョトン’がのちの我が家の愛犬‘ひめ’だったのです。
もちろんそちらのご主人はとっても親切な方で、今でもひめの様子をお便りすると必ずお返事を下さるように、その日もワンコとの生活初心者の私にたくさんのヒントやアドバイスを丁寧にお話して下さいました。
そして子犬たちを見せていただきました。
「ベージュの子はね、ブラックの子のお姉さん。じつは奥にはお兄さんもいるんだよ。ほら。」
と、奥から顔を出したのは、グレーと茶の毛の混ざった子犬にしてはたくましいワンコ。
「でもね、ちょっと受け口なの。」
「えっ、犬の受け口って・・・」
覗き込むとなんと!本当に下顎が出ている彼の横顔。
でも、それもまた愛嬌、かわいいのです。
続けてご主人、
「だからね、少しお値段も安いの。」
「・・・ほぉ。」
・・・なんだか急に現実的。さらに、
「この子達ね、驚いたことに1999年の9月9日生まれなんだよ!」
「えぇっ!すごい!」
・・・?いや・・・すごいですよね?
そんな調子で紹介していただいた結果。私はやけに‘キョトン’が気になっていました。
一見すると男の子、と思っていたら女の子。末っ子。隣のお姉さんよりものんびりしているあたり、まるで私の幼い時のようで・・・。
そしてついに、
「この子にします!」
・・・今思うと、後先を考えずして行動的な恐ろしい一言。
「本当に責任を持って飼える方でないとお渡ししませんよ。」
ごもっとも。
ろくな知識もなくひょっこり来た私に、ご主人のさらなる現実的な言葉。その言葉に、何があっても大切にします、と精一杯の気持ちをこめて返事をした私。

一時間ほど過ごしたでしょうか。
ご飯、トイレ、しつけ、病院のことから、あんなことやこんなことまで私はご主人に質問攻めです。
ドキドキしながら手続きを済ませ、食べ慣れているというドックフードとそれに混ぜるパピー用のカルシウムパウダー、お水入れ(現在も愛用中)、そして血統証をいただきました。
血統証には‘キョトン’とその両親、祖父母、曾祖父母、と4等親全員の名前(ここに載る名前が正式登録名だそうです。自宅での呼び名は・・・ニックネーム?)から毛の色までこと細かく記載されています。いわばワンコの戸籍。

余談ですが、命名やワクチンなどの都合で「血統証は後ほど自宅へ送ります」とおっしゃるところもあるそうです。珍しいことではないそうですが、まれに、送られてこなくて連絡をしたら使われていない番号だったなんていう悲しいお話も聞いたことがあったので、当日に頂けたことにとっても安心しました。

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                      『はじめまして』

さあ、いよいよです。
思わず・・・「コレにですか?!」と言ってしまった‘ケーキ箱’に似た箱の中へ小さな主役のワンコを、さらにそこに寝転がっていたという使い慣れた小さなタオルも「安心するから」と、入れていただきました。

「何か分からないことがあったら、いつでも連絡してください。ね、かわいがってもらうんだよ。」
子犬に話しかけるご主人のやさしそうな表情。
私は、お預かりしますという想いで頭を下げ、ご主人の大切にされている命のひとつをしっかりと、抱きかかえるようにお店を後にしたのでした。


雨は上がり、たたんだ傘も仲間入りしてたくさんの荷物です。
それでも私の全神経は‘ケーキ箱’ただひとつに向けられ、嬉しさと緊張と無事に連れて帰らなければという使命感で頭の中はいっぱいでした。

「クゥン、クゥン・・」
停車中の電車内に静けさが走り、響き渡るのは明らかに子犬の声。
ワンコと一緒に電車に乗っていいのかさえもよく分からず(本来ならば追加料金が課せられます、無知だった私をお許しください)、ドキドキ乗車している私に皆の視線が集まります。
そして私の視線は、‘ケーキ箱’を見たりそらしたりと、かなり不自然。
「ごめんね、もうすぐだよ。」
何度小声で話しかけたことでしょう。
箱から伝わってくる彼女の小さな震え、電車が走っている間は私にしか聞こえない彼女の泣き声。
いつしか私の中に強い責任感が生まれていました。
少し箱を開けると、不安そうにこちらを見つめるまんまるの目。私は言いました。
「大丈夫、私がいるから。」

とはいうものの。
自宅ではお出迎えする準備などできていないことに深く反省し、帰宅後にすべきことを何度も頭の中でシュミレーションしながら家路に着くのでした。


第3話へつづく
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by kanahimeringo | 2006-10-16 09:00 | 3匹のストーリー

3匹のストーリー

第1話

私が幼いころ、まだ物心のつく前、我が家には柴犬がいました。
名前は’モモ’。
彼女は交通事故に遭ったのをきっかけに、最後は病に伏せてしまいました。
そんな様子を見ていた母は
「犬と暮らすということは、お世話をすることはもちろん、最後のその時まで責任を持つということ。」
と、いつでもどこでも「わんちゃんほしいな」と言ってみせる幼い私たちに、本気で言って聞かせていました。あぁ、きっととっても大変なことなんだ、ということは私にもすぐに解りました。

解っていました。解っていたのですが・・・。

それは8年前、毎日のように繰り広げられていた我が家での会話。
「お隣さんには、犬がいるみたい。飼っても大丈夫かしら?」
と、私。すると母、
「よその家は、よその家よ。」
めげずに、
「下の階からもかわいい犬の声がする。」
やっぱり母、
「約束は守らないと。」
動物を飼えないマンションに住んでいたころ。
あんなに多くの家庭でワンコを見かけていたら、どんな人でも‘このマンションは飼ってもいいんだ’と疑いもなく思ってしまう、なぜか開放的な、そんなマンション。
1階ロビーの管理人室からいつものおじさんが、散歩に出かけるワンコたちをニコニコと見送る光景も・・・?
ある時マンションのオーナーに偶然ロビーでお会いし、分かったこと。
‘動物可’にすると種類や大きさにキリがなくなってしまい、不動産屋も大変な思いをするのだとか。
「この辺りじゃ動物を飼っていないマンションを探すほうが難しくて、あえて黙認している、って不動産屋も言ってるよ。僕も犬が大好きでね。」
と、オーナーさん。はい、私も大好・・・今、何と?飼える?・・・でもいけない。複雑な心境の私。
そんな心境に追い討ちをかけるかのように、世は小型犬ブームがじわじわ到来。私は心に決め始めていました。
・・・飼おう!

それからというもの、ある日は自宅のリビング、それもわざわざ家族の目の付きそうなところに『世界の犬』なんて本を置き、誰かが手に取るとすかさず「どの子がいい?」なんて調子のいいことを言い。
またある日は母と出かける際、わざわざペットショップの前を通り「あっ、チワワと目が合った・・・」と。
皆が口先だけだよと冗談にしかとっていなかった、私の、じつはしっかりとした決意。


「その箱、何が入ってるの?」
いつものケーキの箱なら、目をキラキラと大きくして嬉しそうに出迎えてくれるはずの姉。
でも今日の箱はそれのようでいて明らかに違う色、と気配・・・。
姉はその‘何か’が入っているであろう茶色の箱を見て、むしろ目を細めてそう問いかけてきました。
帰宅早々怪しい笑みを浮かべる私。一言、
「犬!」
姉、
「えっ?!」

小さなワンコを連れて帰ったその日、ある本屋からこのストーリーは始まります。


小雨が降っては止んで・・・朝からそんなお天気だった12月の初め。
用事を済ませ久しぶりに立ち寄ったのは青山の本屋。目当てのものがあったわけでもなく、そのうち‘コレコレ!’なんていう本に出会えるかな、と。

何せ大きな本屋なのでしばらくいろいろ見ていました。
と、その時ふっと目に止まってしまったのがまさに‘コレコレ!’。
『犬と暮らすための本』たしかそんなタイトルだったその本を手に取り、見つけてしまったのです!
‘○○でチワワのブリーダーをしていらっしゃる、○十年のキャリアをお持ちのベテラン・親切なご主人。目黒のショップでワンコを紹介’
と。
ブリーダーさんというと、都心から離れ、広いお家と広いお庭でたくさんのワンコをのびのび育てていて、連日新しいワンコを家族に、と出会いを求める人々が足を運んできて・・・そんなイメージを持っていました。いつか伺ってみたいなと思いながらも遠い存在、でもそれが目黒で!

この本との出会いは運命と信じ、私のとった行動はただひとつ。
何も準備をしていないのにその足で、そのご主人のもとへ。


第2話へつづく

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現在、自宅には家族の写真と一緒にワンコたちも。
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by kanahimeringo | 2006-10-10 09:00 | 3匹のストーリー

シェルランプ

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自宅の枕元に置いてあるシェルランプ。
白とピンクのグラデーションがキレイな貝の中に光が灯ると、枕元がやわらかくて美しい色になります。
実はこのランプ、子供のころ家族でハワイへ旅行した時の思い出のもの。

『どれか好きなものを1つずつ選んでいいよ』
両親に言われた姉と兄と私は、あーでもない、こーでもない、とたくさんのランプの中からお気に入りのひとつを手に取っては・・・やっぱり戻して・・・。人のものが良く見えてしまって同じものを選んでは・・・案の定ケンカして・・・。
真っ黒に日焼けした子供の頃の私たちの手には、少しずっしりと重たいそのランプを、大切に持ち帰ったのを憶えています。

あれから二十数年(これを紹介させていただく機会がなければ、そんなに年月が経っていたことに気付きませんでした…)、引越しが多かった我が家ゆえに姉兄の物は割れてしまったり、私の物も処分してしまおうかな、なんて思ったこともしばしば。
でもなぜか手放せず・・・。結局私のランプは当時の姿のまま手元に残りました。
長年連れ添った今、光を灯すごとに、思い出も、家族も、過ぎた時間も大切に想うのです。そのやわらかな色はとても落ち着く灯り、心の中まで和ませてくれます。

どうやら物持ちの良い私、これからもこのランプとのお付き合いが長くなりそうです。
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by kanahimeringo | 2006-10-03 09:30 | ライフ・アート

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